妊活の話①
※※※今回は妊活に至った経緯や、残念ながら妊娠に至らなかった話などが含まれます。
苦手な方はご注意ください。
もしも途中で「アッ無理」と思うようであれば、そっと画面を閉じて美味しいものをお召し上がりください※※※
前回書きましたが、息子が今年で三歳になります。
私と主人の意向としては、子どもは二人、そして出来たら2~3歳差が望ましいな、と言うことだったので、今から約1年程前から妊活をスタートしました。
生理が遅れる度にドキドキ
生理が来る度にガッカリする生活の始まりです(笑)
中には生理が来ても信じられず、妊娠検査薬を試してみては陰性を見て
「知ってた!!!!!!!!!」
と言ったのも一度や二度ではありません…(¯∇¯٥)
そして生理が来る度にネットを読み漁りまくりです。
無駄に増えていく医学的根拠のない都市伝説的な知識たち…
それに踊らされる私
そして被害を被る旦那様。。。笑
でも
「さあ、いざ子どもを作ろう!!」
と思わないと知らないことって沢山ありますね。
排卵日が月に1度しかないこととか
排卵日を予測するのが結構難しいとか
受精しやすいタイミングは排卵日当日じゃなくて排卵日1~2日前だとか
卵子の数は生まれたときから決まっていて、どんどん減っていくこととか(精子とは違い新しく作られない)
うまく排卵日前日に行為出来たとしても、妊娠する確率は40%もないとか
年齢と共に妊娠できる確率はどんどん減っていくとか
20代の健康な夫婦が半年頑張ったら80%の確率で妊娠するとか
(ネットで得た知識のため話半分で聞いてください。。)
調べれば調べるほど、生理が始まる度に焦ります。
特に妊活を始めて半年を過ぎた頃には病院に行くことも考えました。
ですがネットで調べると、既に一人子どもがいるうちのような家庭の場合、3年以上妊娠出来ない状態が続かないと、不妊とは言えず保険が使えないとか
不妊治療を始めると病院に定期的に通わなければならず、場合によっては何日か連続で通院しなくてはならなかったり、家の近くが望ましいことが分かったりと(今住んでる場所からはちょくちょく通えるような場所に産婦人科がない)
半年で病院に行くのは早計かもしれない…一年は頑張ってみようと言う結論に。
(ちょうど1年後に引っ越しの予定もあり)
そして妊活を始めて9ヶ月くらいかな?
生理が一週間遅れ
検査薬を使ったら、なんと陽性!!
検査薬を使った日が、ちょうど自分の誕生日だったこともあり、運命的なものを感じずにはいられませんでした。
(すごくうれしい…!旦那さんもきっと喜んでくれる!)
しかしたまたまその時私は新幹線三時間ほどの距離の実家に帰省中で、主人と会えるのはその日から約一週間後。
電話で言うより、会ったときに直接伝えたいな、どんな反応するか見たいな、と、旦那さんとの再会を妄想して心踊らせながら一週間を待ちました。
本来、妊娠検査薬で陽性が出たら、なるべく早くの産婦人科での受診が推奨されます(※万が一子宮外妊娠だった時の早期発見のため等)が、ギリギリ検査薬で陽性が出始めるような初期の週数だと胎嚢が小さすぎて確認できず、「また来週来てください」と言われたりするらしい、と聞いて
(二度手間になるよりは、旦那さんに伝えてから、一緒に病院に行ったら良いか!)
と思い、病院には行きませんでした。
そしていよいよ旦那さんとの再会を次の日に控えた日のこと。
何気なくトイレに行くと、血が出ていることに気付きました。
気付いた瞬間ざーっと血の気が引きました。
慌てて産婦人科に電話。。
「まだ初診にも行ってないんですけど、先週妊娠検査薬が陽性になって、週数はおそらく6週~7週、今日血が出てて!!」
「あ~…なるほど。すごくお腹が痛いとか、よっぽど大量の出血があったらお越しください(^^)」
すごく冷静な受付の人。。
あ、第一子出産の時もこんな感じだったな…と約二年前を思い出します。
とりあえず今病院に行っても出来ることは何もないらしく、自力で「とにかく安静にしとこう!」と結論を出し、息子を母に任せて布団に横になってじっとしていました。
夜になり、いよいよ主人にも隠している場合ではないな、と思い、電話で泣きながら現状を報告。
主人はうんうん、と話を聞いてくれて
「そうだったんだね。そんな時に傍に居てあげられなくてごめんね。明日になったら会えるから、今日はゆっくりしてなね。」
と言ってくれました。
主人の優しさに更に涙が…。。
そして次の日、安静虚しく出血が続き、少し強い腹痛もあり、トイレにてティッシュで拭きとったものに五センチ×五センチ程の大きさの白いゴムみたいな塊?が付いていて驚くやら悲しいやら。
再び産婦人科に電話で確認したら、その塊を持参して明日受診するよう勧められ、濡らしたキッチンペーパーに挟んでジップロックに入れて持っていきました。
内診の結果どこにも胎嚢が見つからず、どうやら初期の流産(おそらく化学流産)だろうということでした。
ちなみに持参した白い塊は剥がれ落ちた子宮内膜だったそうです。
主人はずっと傍についていてくれて、病院も付き添ってくれました。
お医者様も、「『流産』って思うと辛いから、ちょっと生理が遅れたんだ、と思って良いよ。」と言ってくださいました。
実際、初期の化学流産は、妊娠したことに気づかないまま起こってしまい、生理だと思ってそのまま過ごす方もいらっしゃるそうです。
そして初期の流産は、ほとんどが遺伝子的な問題で起こってしまうことで、誰のせいでもないと。
母親は自分を責めがちだが、どんなに安静にしてたって、流れてしまうときは流れてしまうのだと。
頭では分かっていても、
もしかして子どもと一緒に遊んだ時に、はしゃぎすぎたせいではないかとか
友人の結婚式で一杯だけお酒を飲んでしまったのがよくなかったのではないかとか
葉酸を飲んでいなかったからかなとか
妊娠検査薬で陽性が出たときすぐに病院に行ってればとか
色々考えてしまい
悲しい、主人に申し訳ない、自分に腹立たしい、いろんな感情がごっちゃごちゃになってしまいました。
でも家族の前であまり悲しい顔もしてられない、気を遣わせてはいけない、でも自分も溜め込むのも良くない。
そう思って、主人と
「きっととても優しい子だった。お母さん(ゆたりん)の負担にならないようにしてくれたんだ。そしてちゃっかりした子でもあって、今回のは下見を兼ねてた。またきっとすぐ戻ってきてくれる。だから、またすぐ安心して戻ってこられるように、また前を向いて、もう少し頑張ろう」
と話し合いました。
妊活の話①は一旦ここで終わります。